アンダンテ

2本目は、「アンダンテ 稲の旋律」という映画。
これも自主上映かな。こちらは妹のお誘い。
妻と義母と妹と4人で「吉川市民交流センターおあしす」で観ました。

 こちらも、キーワードは農業。

 小さい頃からの親の過剰な期待に応えきれず、対人恐怖症になってしまった都会育ちの主人公が、農業体験を通して、徐々に自分を取り戻していくというお話。
 
 「降りていく~」同様、環境や食料自給率など、現代社会が抱えている課題を深く掘り下げています。観る人それぞれによって感ずるところは違うと思いますが、私は、千葉の農業家役の筧利夫さんのセリフが印象に残りました。

「今の日本の農業は非効率だけど、非効率のどこがわるいのかな」

 今の世の中、「仕分け」「無駄を無くせ!」の大合唱です。
 無駄を無くして本当にいい世の中になるんだろうか。
 何の価値も無いものってあるんだろうか。
 人生も仕事も経営も「効率」ばかり追いかけていていいんだろうか。

 当社の理念に「一歩一歩成長し続ける」と言う一文があります。
 わが社もアンダンテの旋律で一人ひとり成長し続ければいいですな。

 なんてことを、2作品から学びました。

今日の独り言
・曲げて植えても稲はまっすく伸びる
・「自分の速度」で生きる
・妻と妹に感謝

おおた ひさとし

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