吉川市除染計画

 最近、吉川市は汚染土投棄や通り魔など、不名誉な話題ばかりで有名になっていますね。

 吉川市のホームページをみると、
 「吉川市における放射性物質除染計画(第1期計画)の概要」というものがあり、市としても除染対策を進めようとしています。

 概要は以下のとおり(吉川市HPより)

「放射性物質汚染対処特措法」で国が定めようとしている『汚染状況重点地域』の指定要件や、「埼玉県東南部地域放射線対策協議会」の方針を基に、次のとおり定めます。

1)軽減を図るための目標
推定される年間追加被ばく量(1年間に受ける被ばく線量で、自然被ばく線量および医療被ばくを除いたもの)が、年間で1ミリシーベルト(地表面から1メートルの空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト)を超えないことを目指します。
(2)除染を検討する施設などの目安
(1)の目標を確実に達成するため、地表面から50センチメートルの空間放射線量が毎時0.19マイクロシーベルトを超える線量が測定された施設などを除染の対象とします。
市民の皆さんの安全と安心を守ります
市では、放射線に対して国などから統一的な基準が示されるまでの間として「吉川市における空気中の放射線量に関する当面の考え方」を定め、対応をしてきました。それと併せ、月1回、市内学校施設や保育所、公園など27カ所における放射線量の測定を行い、比較的放射線量の高い地点では、活動の制限を促すなどの対応を実施してきました。

このたび、国の考え方が明らかにされつつあり、また、近隣市町で構成する「埼玉県東南部地域放射線対策協議会」において、放射線量低減のための方針(案)も示されたことから、これらを参考にしながら、市民の安全・安心を守る「吉川市放射性物質除染計画」を策定、対策を図るものです。

実施期間は平成24年3月末日まで
第一期計画の期間は平成24年3月31日までとします。ただし、子供たちが利用する施設については平成23年12月31日までに完了することを目標とします。平成24年4月以降は、第一期計画の進行状況を見ながら、第二期計画を策定し、引き続き除染などの措置を行っていきます。

道路、側溝など
除去土壌は業者に処分を委託します。ただし、土壌の放射性セシウム濃度が8000ベクレル毎キログラムを超えた場合は、市有地に一時保管し、処理方法を検討します。

今後も定期的に測定します
除染後も空気中の放射線量について定期的に測定し、経過観察を行います。

市民による除染活動を支援します
民有地の除染は、所有者などの負担で実施することになります。市では、市民の皆さんの除染活動を支援するため、除染に関する相談窓口を設け、助言などを行います。また、除染を行う場合の参考となるよう、効果的な方法、作業手順などを示した「放射性物資除染マニュアル」を策定します。

市役所にプロジェクトチームを設置します
関係各課職員などによる「放射性物質除染作業プロジェクトチーム」により、各課の連携や総合的な調整を図りながら、除染計画で設定した優先順位に基づき除染を実施していきます。

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なんとなく単位が聞きなれないのでいいのかわるいのかが分かりませんね。

ということで、当社も知人の社長さんから線量計をおかりして、会社の周りを計測してみました。
「地表面から50センチメートルの空間放射線量が毎時0.19マイクロシーベルト」となると越えているところもありますし越えてないところもあります。

ずっとその場に留まっているわけではないので、心配はしていませんが良い気はしませんよね。

今日のひとりごと
・最近は見えない敵が多い
・ついでにご近所も計ってあげました。

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