年度末の振り返りをもう一言。

 当社は、去年の3.11の大震災を契機に東北の仕事に携わることになりました。

 これまでも岩手や仙台など、東北が現場の仕事をしたことはありますが、ここまで長期で携わるのは今回が初めてです。

 滞在日数も飛躍的に増えましたので、仕事だけでなくOFFタイムでも東北の方々と交流する機会が増えました。

 「東北の人は辛抱強く謙虚だ」など一般的によく聞きます。
 もちろん人はそれぞれ違いますので一括りにはできませんが、去年7月の訪仙以来、私が関わってきた東北の人々は、「謙虚云々」の当てはまる人が多かった気がします。

 先日も東北に支社がある取引先の打ち上げに参加しましたが、その部署の方々は、業界リーディングカンパニーにありがちな奢りもなく、とてもいい雰囲気です。当然飲み会も楽し。

 自身が被災しているうえ、仕事柄激務の連続だった上司が、そういう素振りもなく我々のような協力会社やアルバイトさん達の労をねぎらう姿勢に感激しました。

 また、今回縁あって地元企業とも一緒に仕事させていただきましたが、こちらも同様に甲の立場でありながら、我々に対してもとても謙虚で、こちらの事情をできるかぎり考慮しようとする受け答えが随所に見られました。(東北なまりですが。。[#IMAGE|S6#])

 ほんと決めつけてはいけませんが、最近東京では無い感覚です。[#IMAGE|S21#]

 価格がどうとか、工期がどうとか言いますが、結局最後は人が汗かく仕事ですので
 担当者間の気遣いとか人柄って仕事するうえで結構大事ですよね。

 私たちは、総合評価やプロポーザルのような機械的な受発注のポジションで仕事してませんので、「この人とならいい仕事ができる」とか「この人の役に立ちたい(断れない[#IMAGE|S8#])」という気持ちが受注の要因になることも確かです。 逆に仕事を依頼するときもそうですね。

 今期は、「復興業務の体制と実績づくり」が年度重点方針ですので、下半期も変わりなく実行してまいりますが、今回東北の方々と知り合い、改めてこれからも復興業務に携わろうと思った次第です。

 今日のひとりごと
・何を大事にするか
・謙虚に学ぶ
・人は姿勢を見る
 
 

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