中小企業憲章

 先週の木曜日は「社長の学校」で中小企業憲章の学習会がありました。

 ちょっと聞き慣れない言葉ですが、「中小企業憲章」とは中小企業施策の根幹の理念と方針を定めたものであり、「中小零細企業が我が国の主役なんですよ」という考え方を示しています。
今年の6月に閣議決定もされました。

 この日は、講師に嘉悦大学経営経済学部教授黒瀬直宏氏をお招きし『中小企業憲章をよく知るために』と題してお話頂きました。
戦後から現在までの中小企業政策、それぞれの時代での政策の位置づけを通しながら、現在中小企業が置かれている社会的状況をご講演頂きました。

 黒瀬先生のお話は、去年の経営指針セミナーでもお聞きしましたが、勉強不足の私どもに合わせてくれているのか、専門用語をあまり使わず、上から目線でもなく身近な感じでとても分かりやすいです。

 「中小企業憲章」とか「中小企業基本条例と聞くと、なんだか遠い事の話で自分達の生活や経営に直結しないのではないか?
 正直そんな感覚を持っていました。

 「公正な競争条件やセーフティーネットを整備するという経済的な指針だけでなく、国や地域の伝統や文化を守ったり、自然環境や人の尊厳を見直したりという理念が込められている」という解説を聞いて、なるほど~と感銘。[#IMAGE|S1#]

 その後のグループ討論でも、「各位が自社の経営革新や地域活動に取り組んでいくことが中小企業憲章の推進に繋がる」ということを確認しました。

 とは言え現実には、日本は大企業中心の政策、税制、文教でありますし、我々零細企業の自覚も足りません。

 私も社員とその家族に未来に責任をもつ経営者の1人でありますゆえ、これから少しづつ学習して憲章推進に貢献してまいりたいと思います。

 その後、一緒に勉強会に参加した仲間達と酒を飲みながら(私はウーロン茶ですが[#IMAGE|S7#])復習会を行いました。

「最近、うちの若い衆のサー話聞いてやってサー」「この前祭でさぁ~」という振りに「おーそれって憲章じゃんー」。。。解っているんだかいないんだかって感じですがいずれにしても皆さん印象に残ったようです。。

今日の独り言
・Think Small Fast
・経済を民主化する
・社会を民主化する
・人と街を自然に優しい社会を実現する

おおた ひさとし

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